欧州車修理

車両は過去の異常を記録していますので、故障コードを過去にさかのぼって調べる事によって、今は出ていない症状や不具合でも、過去に記録されたコードから、原因を判明する事が可能です。

新しい部品を装着した時、車両のコンピュータにプログラムしなければ、部品が正常に機能しない場合がありますので、部品交換時は、テスターによるコーディング（プログラミング）作業が基本的には必須となっております。 部品交換後に、本来の性能を発揮するためにも大切な作業となります。

命を守るために必要な、アンチロックブレーキシステム（ABS）、カメラ連動型アシスト機能、横滑り防止装置（ESP）などの様々な機能は電子制御で行われており車載コンピュータと連動しています。 ブレーキパッドの交換、エアバッグの脱着、コンピュータの取り外しなど、正しく行わないと安全装置が作動しませんのでテスター制御が必須です。

オイル交換後は、テスターで「オイルリセット」を行わなければいけません。 欧州車のオイル交換は、当店のようなテスター完備の専門店にお任せ下さい。

修理作業を行った後は、アダプテーションが必須です。 アダプテーションとは、車両内部の制御機構を基準値に戻す作業で、これによりエンジンやシステムが最適化されます。 アダプテーションを正しく行わないと車両本来の性能を発揮できなかったり、振動や異音が発生したり、走行フィーリ ングが悪くなったり、最悪の場合は故障してしまったりします。 もちろん当店では、アダプテーション作業をしっかりと行っていますので、ご安心下さい。